終わりゆく1年に気付き
今年はどんな年だったかと振り返る
彼らも思うのだろうか
春が来たら どこへ行こう
そんなことを思う
急に冬らしくなった日
色んなものを見てきた
だけど それでも 人が好きなんだ
近づきすぎず 遠すぎず
あくまで 自分のペースを守って 生きている町
待ってる時間って どうしてこんなに長いんだろう
早く 会いたいな
人生には
この先をゆくべきか どうか
決めなければいけないときがある
人気者の君に待たれてる その人が
ちょっと羨ましいな。
ここから すべてを見渡す
島のことなら なんでも知っている
もう大人だから 一人で行くの
寂しくなる日なんで ないよ
ふと我に返ったように 通りに目をやる時がある
その先になにがあるのか
彼らにしか わからない
じっと待つ。
すると きっと やってくる
距離が縮まる瞬間。
じっと見つめる瞳。
わたしたち 友達になれそうかな。
みんなそれぞれ 思い思いに。
傍にだれかの暖かさを感じながら。
昔が置き忘れられた場所で
まどろむ猫と 止まる時間
まだ 今ほど近くには来てくれなかった頃。
それが威嚇ではないことがわかったのは
随分とあとのこと。