たくさんいた猫たちも随分と減った
すっと同じ日々が続くなんて
ないのかもしれない
警戒しながら
怒った顔して
それで来てくれる
そこが 好きなんだ
不思議がられたって
分かってもらえなくたって
ここが 私の居場所なんだ
看板娘は
鋭く視線を光らせて
招き猫には まだちょっと遠い
一人去って また一人やってくる
賑やかな時間が続く
それは日が落ちるまで
汚れをまだ知らぬ君が
出来るだけ そのままでいれたなら
どれほど素敵なことだろう
君にとって
外の世界は
広くて楽しい場所であるように
同じ色の黄色いじゅうたん
枯葉のぬくもりは
きっと 今だけのお楽しみ
春一番が吹いた日
枯葉の落ちたこの場所も
もう少しで 桜色に変わる
みんなとちょっと距離をおいて
孤高のボス猫は
なんだかちょっと さみしそう